3ヶ月に1回ペースの寝違えは要注意。
こんにちは。
市ヶ谷の「かごしま鍼灸治療院」の伊藤です。
今回は頻繁に起こる寝違えについて。
寝違えの原因として、寝ている体勢が悪かったから、枕が合わないから?
とお客様からお話を伺いますが、それも間違いではありませんがどちらかとそれは引き金になります。
一番の原因は筋肉のこり(緊張)、硬くなったり、強張っている状態です。
このこりが積もり積もって悪い姿勢なんかで寝てしまうと筋肉に傷が付いてしまい炎症が起こるといった状態ですね。
私も寝違えは結構な頻度でなってしまうので程度はありますが、ほんとーに痛いんですよね^^;
主に背中の上部にある僧帽筋、首から肩甲骨にかけて走る肩甲挙筋、同じく首の前から横にある斜角筋などの強い緊張が原因になります。
毎日のデスクワークで長時間同じ姿勢を続けて居たり、ストレスが続いていたりするとこれらの筋肉が緊張して首こり、肩こりが生じやすくなります。
このこりが一時的なもので、休息や運動をしたりして解消できるのであれば問題ありませんがコリが慢性化していき、寝違えがしょっちゅうあるという方は頸椎症の初期段階ということがあります。
こりが痛みを引き起こし、頸椎の変性を助長させる大きな要因にとなります。
はじめにも言いましたが、よく寝違えを起こすお客様に聞くと多くの方は寝方が悪かったからと解釈をしている方がほとんどですが、たいていの方は慢性的な首こり、肩こりを持っています。
寝ている間に、多少無理な姿勢をしていても筋肉自体が正常であれば寝違えのような痛みは起こりません。
首肩の筋肉がガチガチに硬くて、首に負担のかかる姿勢で寝てしまい寝違いが起こるのです。
そして、頸椎周りの筋肉の過緊張が頸椎の変性を招き頸椎症に不随する症状の腕や指先のシビレ、頭痛、めまいなどが出てきます。
そうならない為にも、私生活の姿勢の改善、頻度の高い寝違えや毎日首こりや肩こりが強いという方は放置せず早めに対処してあげてくださいねー^ – ^