良い睡眠をとるためには。
こんにちは。
東京・市ヶ谷にあります「かごしま鍼灸治療院」の伊藤です。
今回は質の良い睡眠をとるために、そして不眠症でお困りの方にも是非読んで頂きたいと思います。
質の高い睡眠には「深部体温」が大きく関係しています。
「深部体温」とは?
体の表面である「皮膚体温」に対して内臓など体の深い部分の体温のこと。
これは
・朝目覚める頃から上昇
・日中は高め
・夜にかけて低くなる
という決まったリズムがあります。
深部体温が低いと眠くなり、昼と夜の差が大きいほど眠くなるといった仕組みがあります。
この深部体温の昼夜の差を大きくするためには
まずは当たり前の事ですが、規則正しい生活を心がける事。
よい睡眠がとれていないという方は
・夕方になっても体温が上がらない
・夜、布団に入る時間でも体温が下がらない
といった深部体温の乱れがあります。
そこで深部体温のリズムには
「メラトニン」
というホルモンが影響しています。
メラトニンは睡眠時に多く分泌し、朝目覚め太陽を浴びると脳からの指令で分泌が止まります。
しかし、現代の多くの働いている方は帰宅時間が遅く、寝る直前までスマホやPCを眺めブルーライトを長時間浴びてしまうと自然との光との関係が乱れ、自律神経にまで負担になりますので最低でも寝る1時間前は暗い部屋でのスマホやPCを操作するよりも、好きな音楽を聞くなどリラックスタイムにしましょう。
そして、寝る前の熱い湯船に入る事も睡眠を妨げる要因になります。
また適度な運動もオススメです。
ビジネスパーソンの多くはデスクワーク中心で、運動不足になりがちです。
そういった場合は、寝る2〜3時間前に軽くウォーキングやストレッチで有酸素運動も良いです。
このように、一時的に体温を上げてあげると布団に入る頃に体温が下がり自然と睡眠へ入りやすくなります。
激しい運動をしてしまうと脳が興奮してしまうのであくまで軽いリラックスしながらの運動です。
こういった少しだけ意識しながら、音楽を聴いたり、寝る前のスマホや暗い部屋でのブルーライトを気をつけたり、軽く運動したり、本を読んだりと
質の高い睡眠を取ろうと意識することが
脳や身体に「これから睡眠に入ります」という合図を送り、自然と睡眠スイッチに切り替わっていきます。
不眠で困っているという方は、簡単に出来ることをまずは試してみてくだいね〜^ ^