むち打ち症を長引かせないためには?
こんにちは^ ^
東京・市ヶ谷にあります「首の痛み・頸椎症・頸椎ヘルニア専門鍼灸院、かごしま鍼灸治療院」の伊藤です。
今日はむち打ち症について書いてみたいと思います。
むち打ちの原因としていろいろありますが、首に急激な外力が加わった時に起きます。特には交通事故など後方から首へ強力な伸展外力が主な原因です。
むち打ち症の特徴として、直後に痛みや不調を感じない事が多いという事があります。
数日経過して、首が痛くて回らない、首の張り感、肩が凝る、頭痛、風邪を引いていないのに鼻水が出る、汗が出る、痺れ、ドライアイ、不眠といった症状も出てくる事があります。
むち打ち症は、原因や症状でいくつかに分類されます。
・「頸椎捻挫型」
むち打ち症の割が頸椎捻挫型とされています。頚部への強力な衝撃で首の筋肉や靭帯、関節が損傷します。
・「根症状型」
これは「神経根障害」ともよばれ頸椎の中を通っている神経が障害され症状が起きます。
・「バレ・リュウー症状型」
「後部交感神経症候群」とも呼ばれ、損傷を受けた神経が交感神経の場合に自律神経の乱れ症状が起きます。
・「脊髄症状型」
最も重い症状が出る「脊髄症状型」。脊髄損傷してしまうと身体の麻痺、知覚障害、歩行障害が起き、膀胱や直腸の障害も起こり排便・排尿に支障をきたす恐れもあります。
・首の損傷は全身に症状・不調が出る事があるのが特徴
首には自律神経のセンサーが備わっていますので、首を強い外力で損傷してしまうとその自律神経センサーも傷つけられてしまいます。
自律神経の一種である交感神経は、自分の意思でコントロール出来るものではなく身体のバランスを常に担い、血液、体温調整、分泌物を管理する司令塔的な部分です。
この神経が損傷されるとむち打ち症の主に主症状である首の不調、肩凝り、頭痛、耳鳴り、難聴、しびれ、不眠、目のかすみ、動悸、発汗などこれらの症状が同時に出ることもあれば、順を追って出る事もあります。
首の症状でけでなく自律神経の失調のさまざまな症状も出てきてしまうんです。
なので、むち打ち症のお客様は大変なんです。
当院でのむち打ち症の施術は首の筋肉の異常をアプローチし自律神経失調の症状を軽減させていきます。
首の筋肉の異常を正常へ近づけて行く事で損傷前の状態へ、むち打ち症の症状は改善していきます^ ^
また、むち打ち症と診断されると首を頸椎カラーで固定される事が多くありますが、これは改善されにくく回復スピードを遅らせてしまう要因の一つでありますので注意してください。
まずは、むち打ち症でお悩みの方は首に筋肉の異常(首凝り)を取る施術をしてみてください。
つらい症状が解消しますよ(^ ^)