ブログ・頸椎症神経根症の症例
こんにちは^ – ^
東京、市ヶ谷の「かごしま鍼灸治療院」の伊藤です。
当院があります市ヶ谷、番町付近はオフィス街という事もありほとんどの方がデスクワーク作業を圧倒的にされています。ですので、首や肩の症状でご来院頂いてるお客様が半分以上。
その中でも最初は首こり、肩こりだけだったんだけど徐々に腕、背中、指先に痺れ、鈍痛を感じるようになってきたという症状でご来院いただく方が多くなってきてます。
痺れや、手に力が以前に比べて力が入らない、フラつく、目の奥が痛む、など症状が続く場合は一度、医療機関への受診をお願いしています。
今日は、頸椎ヘルニアの症状で通院されていた方の改善例を書きたいと思います。
40代、男性、サラリーマン。
毎日の長時間のデスクワーク、週末休日はゴルフが多い。
来院される一週間前に自宅で伸びをした時、首を後ろに微妙に倒した時に激痛が走る。
その後も、痛みで首は動かせず、夜は寝返りも打てず寝付けない。
翌日、整形外科受診。結果、「頸椎症神経根症」と診断。
薬を処方され経過観察と言われたけれど、痛みが増していく。
そして、当院に来院され施術開始。初回はカラー固定されていた為、首肩周りの筋肉の緊張がかなり強い。そのために痛みが増す悪循環になっていました。
初回施術
鍼経験はあるが、十何年ぶり。
・患側を上にして横向き
・弱めの首〜肩、肩甲骨、腕の痺れが出ている神経ルートの鍼 (パルス通電なし)
・小松式高麗手指鍼・・・膀胱勝方・胆勝方・腎正方
2回目以降 小松式複合施術・小松式高麗手指鍼
・同じく患側を上で横向き
・首〜肩、肩甲骨、腕の痺れが出ている神経ルートの鍼 (パルス通電あり)
・パルス通電・・首、肩、肩甲骨回り(1ヘルツ)、腕の痺れが出ている神経ルート(60ヘルツ)
・小松式高麗手指鍼・・膀胱勝方・胆勝方・腎正方、頸椎相応部に多鍼
週2回、計8回で、夜も眠れるようになり、生活に支障がなく生活出来ている。首こりが強くなってきたり疲れてくると腕に弱い鈍痛が出るがすぐに改善する。
今現在は、再発予防とメンテナンスを兼ねて2週に一度来院頂いていますが、今月には施術離脱ができると思います^ ^
しかし、お仕事を休めない分、趣味のゴルフ、他負担になる事は全て施術期間中は中止はさせて頂きました。
それが、回復スピードに大きく影響します。
どんどん寒くなりますので、首を冷やさないよう、特に普段からデスクワークで首に負担がかかる方はそこに冷えが入ると首を悪くするきっかけにもなりやすいので、ストールやマフラーをしてあげるといいですね^ ^