ブログ・身体のあちこちの原因不明の不調は首を疑う
こんにちは。
東京・市ヶ谷のつらい首の痛み・頸椎症・頸椎ヘルニアなどの苦痛から解放し、心から明るくなれる日常を取り戻す、かごしま鍼灸治療院の伊藤です。
今年も寒さ本格的になってきましたね(>人<;)
今日は「身体の原因不明、不定愁訴による不調は首を疑う」という話をしたいと思います。
当院にいらっしゃるお客様は首コリ(頸性神経筋症候群)、頸椎症、といった症状で通院して頂いている方が半分を占めます。
このような首(頸椎)の症状を放置してしまうと、場合によってはあらゆる他の症状が引き起こされます。
・めまい
・頭痛
・耳鳴り
・自律神経失調症
が出てきます。首コリから自律神経の乱れがあると不定愁訴と呼ばれる症状が生じることが多くあります。
不定愁訴の症状とは
・体温調整がうまくいかない
・微熱が続く
・血圧不安定
・動悸
・立ちくらみ
・胃の不快感
・疲れ目
・味覚異常
・しびれ
など、多くの症状で病院に行き検査をしますが原因となる異常が見つからない状態のこと。
このような不定愁訴で同時に行くつかの症状が出ると、専門の病院を巡ってはまた原因が見つからないとドクターショッピングが始まってしまいます。
また病院などでは、複数の不調を訴えるお客様に対し「ストレス」によるものと言います。
ストレスが関与している事もあると思いますが、これらの不定愁訴と言われる不調はストレスを解消しても不調は改善しません。
ここで大切なのが、病院で原因が分からない身体のあちこちの不調がある場合、首(頸椎)を疑ってみて下さい。
頭痛やめまい、耳鳴り、胃腸症状、不眠など首には関係が無いと思ってしまうと思います。
しかし、とても大きい関係性があります。
首の筋肉の異常や頸椎症など頸椎の問題は、自律神経の特に副交感神経の働きに大きく影響します。
自律神経の働き・・・・交感神経と副交感神経
1交感神経の働き・・・日中の仕事中、怒り、活動中、興奮、緊張時などに頑張る神経
2副交感神経の働き・・・寝る前、好きな音楽を聴く、休日など、リラックスモードで働く神経
こんな感じで自律神経は人間の喜怒哀楽含め、身体のバランスを保っていますが、
首にある副交感神経のセンサーが働かなくなると、交感神経の働きが続き身体がなかなかリラックスモードに切り替わってくれません。
そして交感神経が優位だと痛みも察知しやすい状態にもなりますので、もちろん身体の不調にも繋がる・・・
と行った事が起こります。
そこで首の筋肉の異常や頸椎の異常を正常に戻してあげることで、副交感神経の働きも改善し身体のたくさんの症状も改善していきます。
このような首の異常による身体の様々な不調、痺れ、頸椎症、頸椎ヘルニアなど各症状でお悩みの方は当院へ一度ご相談くださいね。