頸椎症と気圧の変化(梅雨)
こんにちは。
東京・市ヶ谷にあります「首の痛み・頸椎症専門鍼灸院」のかごしま鍼灸治療院の伊藤です。
雨が続きますね・・・
こんなことありませんか?
「雨の降る前だと頭痛がする」
「体調が優れない」
「古傷が痛む」
といった経験を毎回されている方も多いのではないでしょうか。
気象の変化の大きい時期、気圧の変化による体調の変化を
「気象病」や「気象痛」と呼びます。
聞いたことがある方も多いですよね^ – ^
特に気圧の変化で体調に影響されやすいのが30〜50代の女性でお悩みの方が多いようです。
天気が崩れる前に、強い頭痛を感じ薬を飲まずにはいられなかったり、首が痛くなったり、食欲が低下したり、、、
これには気圧の変化が人間の身体の内圧が変動することに関係しています。
健康の状態ならば気象の変動、気圧の変化で体調に影響することはありません。
健康の身体の状態だと気圧や天候の変化、環境が変わっても身体の状態を一定に保ち順応する力が私たちには備わっています。
こうした、身体のバランスを保つことができるのは自律神経が活躍してくれているからです。
この自律神経は身体の消化器や呼吸器、循環器といった生きていくために最重要な部分を常にコントロールしています。
この自律神経のバランスが日常生活の乱れ、ストレス、不摂生などにより崩れると
気象や気圧の変動に影響を受けやすい身体になってしまいます。
そしてもう一つ、自律神経と関わりが強い場所が
「首・頸椎」です。
一番の原因は「低気圧に自律神経の慢性的な乱れ」
低気圧、気圧の変動により、身体の内圧も上昇する。
すると、首内圧も上がり頸椎に負荷がかかり頸椎症症状の腕の痺れ、手の痺れ、
頭痛や動悸、肩凝りなどが強く出やすくなるのです。
また首には自律神経の調節センサーがあるため、首内圧が上がるとそれらにも圧するため不眠、耳鳴り、めまい、不安感といった自律神経症状も付随してきます。
首の状態を整え自律神経の働きを正常化させてあげることが最強の気圧の変化に負けない身体作りになるのではないかと思います^ ^