ブログ・頸椎症の症例、特に首は筋肉の緩みが肝
こんにちは。
東京・市ヶ谷のつらい首の痛み・頸椎症・頸椎ヘルニアなどの苦痛から解放し、心から明るくなれる日常を取り戻す、かごしま鍼灸治療院の伊藤です。
今回は1ヶ月程、頸椎症で通院頂いた方の症例、経過です。
50代男性、会社経営をされていて毎日のデスクワークと週末はゴルフが日課。
首を何気なく後ろに軽く倒した際、ビリっと電気が走る感じが肩甲骨周りに出てから首も徐々に痛みが出て来て、うがいが出来ない、腕にも痺れが発症。
症状が増すいっぽうなので、整形外科を受診。
診断名は「頸椎症神経根症」
①症状
1首から右の肩甲骨周りの強いコリ
2右の肩甲骨がより前に入ってしまってる
3右上腕から前腕、母指、人差し指の痺れ
4肩甲骨と背骨の間がズキズキ痛い
5首を後ろに痛みで倒せない
その後、湿布、牽引、整骨院に通うも改善されず当院に来院されました。
●施術
・鍼灸は慣れている。しかし、数年ぶりなので適量刺激で。
・初めに、筋肉が頸椎へ圧力をかけている部分、緊張度合、神経ルートの確認。
・痛みのある側を上になる横向きの姿勢で施術。
・身体の鍼と小松式高麗手指鍼(手のはり)の組み合わせで行う。
小松式高麗手指鍼
手の頸椎と神経根に相応する反応点に多鍼。
胆嚢、膀胱、腎臓の反応点に手の鍼。
小松式複合施術(お身体の鍼)
頚部、肩、肩甲骨周り、上肢への鍼。
通電パルスで筋緊張(1ヘルツ)と痺れ(60ヘルツ)に対して周波数を調節し15分程、置鍼。
整体
頸椎・骨盤の調整
この方は特に筋肉のコリが大変強く、コリを取り除いてあげてことで首、肩甲骨周りの痛みは半分以下に。
腕の痺れもコリが改善する事で徐々に軽減。
やはり、頸椎周りの筋肉の硬さ・働きを正常に戻してあげる事で回復は早まると改めて感じた。
初めに1クール5回の施術で痛み・痺れが10→3にまで半減した。
その為、2クール10回の施術終了時には首の痛み、腕の痺れが気にならずお仕事、ゴルフもでき日常にも支障がないので施術終了^ ^
やはり、日頃からのデスクワークやスマホの「うつむき姿勢」は首へのストレスが大きいです。
当院では、その都度状態に合わせた一番適切な効果の高い施術を心がけています。
また、首そのもののアプローチは大切ですが、首の不調を支えている他の部分はお客様それぞれ必ずあります。そこも一緒にケアしてあげることがより、早く改善する道筋になります。
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