ブログ・頸椎症の症例・1ヶ月以上眠れないまでの痛みと痺れ
こんにちは。
東京・市ヶ谷のつらい首の痛み・頸椎症・頸椎ヘルニアなどの苦痛から解放し、心から明るくなれる日常を取り戻す、かごしま鍼灸治療院の伊藤です。
頸椎症で通院されている方の症例、経過です。
40代男性、会社員、毎日のパソコン作業で首、肩こりを常に自覚。
週末はお子さんのサッカーチームのコーチをしています。そのサッカーの指導中にヘディングをした際に首から背中にかけて激痛と腕から手首までの持続性のしびれが発症。
①病院でMRIを撮り頸椎症と診断。徐々に痛みでなかなか夜も眠る事が出来ない。
②症状
1首から左肩甲骨への痛み
2首・肩の強い緊張
3左上腕から前腕に痺れがある
4母指・人差し指・中指に痺れがある
5首を後ろに痛みで倒せない
このような症状が1ヶ月以上続き、薬を飲んでいたが効果が薄れてきているため当院へ来院。
薬の効果が弱くなっている、薬をできるだけ抑え痛みを改善したい時こそ鍼灸。
お仕事中に症状が辛く集中できない、何より楽しみなサッカーを子供達へ思いっきり教え体を早く動かせるようになりたい。
●施術
・鍼灸が初めてで若干の不安があり丁寧に説明をし、笑顔あり。
・初めに、筋肉が頸椎へ圧力をかけている部分、緊張度合、神経ルートの確認。
・痛みのある側を上になる横向きの姿勢で施術。
・身体の鍼と小松式高麗手指鍼(手のはり)の組み合わせで行う。
小松式高麗手指鍼
手の頸椎と神経根に相応する反応点に多鍼。
胆嚢、膀胱、腎臓の反応点に手の鍼。
小松式複合施術(お身体の鍼)
頚部、肩、肩甲骨周り、上肢への鍼。
通電パルスで筋緊張(1ヘルツ)と痺れ(60ヘルツ)に対して周波数を調節し15分程、置鍼。
初めに1クール5回の施術で痛み・痺れが10→5にまで半減した。
その為、2クール10回の施術終了時には首の痛み、腕の痺れが気にならなくなる程度まで回復。
そこから2週に1度の施術で経過観察。
今現在は月に一度来院頂いています。
頸椎症の症状は、改善し痛みが和らいでも、ふとした動きや負担でぶり返してしまう事がよくあります。
なので、まずは改善後も日常生活の中で首を労ってあげる事が重要です。
やはり、日頃からの「うつむき姿勢」は首への負担が大きいです、、、
当院では、その都度状態に合わせた一番適切な効果の高い施術を心がけています。
また、首そのもののアプローチは大切ですが、首の不調を支えている他の部分はお客様それぞれ必ずあります。そこも一緒にケアしてあげることがより、早く改善する道筋になります。
このお客様の目標、お子さんと週末サッカー復帰できています^ ^
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